2014年09月07日

何かができたときには、お母さんに見てほしい 花まる学習会・編 高濱正伸・監修

何かができたときには、お母さんに見てほしい 花まる学習会・編  高濱正伸・監修



子どもにとって、何がいちばん大切かというと、究極の存在であるお母さんが、
安定して、安心して、にこにこして、子どもへのまなざしが
「かわいいなこの子」という状態であること。

これがあれば、基本的に人間はすくすく育ちます。





良いお話も多々ありましたが、すごくインパクトがあるとも思えなかったので、
ちょっと辛口で
★★★ 3つ



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2013年02月15日

あふれるまで愛をそそぐ 6歳までの子育て

あふれるまで愛をそそぐ   本吉 圓子著



著者は、公立保育園園長から大妻女子大、聖心女子大などの講師を経て、
NPO子ども教育幼児部門代表として活躍する保育実践の第一人者。


一貫して訴えていることは、こどもを甘えさせること。


落ち着きがない、排泄の自立、朝の洗面、着替え、食事のぐずぐずなどは、
ほとんど甘えが足りないことに起因するという。

こうしたことは、体での甘えを十分に受け入れてもらうことで、
驚くほど短期間でよくなる
というのが主張だ。


甘やかしは、子供のいいなりになったり、子供が求めてもいないのに
先回りしてものを買い与えたり、困らないようにやってあげたりすること。



子供はさみしいときや辛い時、つまり、心が不安定なときに
母親に体で甘えて、心を安定させようとする。
心の安定は、
子供が成長発達するのに欠かせない。
食べたり、飲んだりするのと同じように、必要だそうだ。


”小さな望み”に応えてあげる

子供が小さい頃に望むことは、「抱っこ」「お外へ行きたい」「絵本を読んで」
「みて、みて」など、子供らしい小さな望み
親が、その手ですぐにできることばかり。


大きくなるとこうはいかない。何万円もするゲーム機やバイクが欲しいなどとなれば、
簡単には応えられないし、応えることがよいかどうか、よく考える必要がある。

子ども時代の小さな望みに、きちんと応えてあげれば、子どもは心が満たされて、
その子本来のよさを十分に発揮できる。

でもなぜか、その簡単なことをしてあげないで、子どもを「困った子」にしてしまう
ことが多いのだ。



著者いわく、子供が欲しているときに、欲していることをしてあげる
のが親の愛。欲していない時に、欲していないことをしてあげるのは
親のエゴ。それが甘やかし
であるそうだ。


親が子供の望みを叶えるために、ちゃんと考えて、手をかけてくれた
−−それを子供が感じた時に、子供に変化が起きる。

子供の困ったことが、きれいになくなるという。

本の中では実例として、電車がみたいといった子供に、
時刻表を調べて電車がちゃんとみられる時間に連れて行った話、
カブトムシの幼虫を探し回った親の話、それによって子供(多くは兄弟の上の子)
の困った行動がおさまったエピソードが紹介されている。

子どもにブランド物の服を着せるより、汚しても良い清潔な服を着せ、
お母さんがおしゃれをするほうがいいのだそうだ。


また、著者は3歳でも4歳でも、1人の人格としてみる。
相手が2歳でも6歳でも、10歳でも、絵本は全力で読むという。


夕方のぐずぐず解消法

夕飯の支度をする忙しい時にかぎって、赤ちゃんはなくし、上の子は
「ねえ、みて、みて」となる。
子どもも夕方になって疲れてきて、気持ちも不安定になるのだ。
著者によればそのときが大切。
ちょっと手を止めて、「食事が遅れてもいいから、一緒に遊ぼうか」と
たまにはいってみる。

親がでんとして子供に付き合えば、子供は
「あ、やっぱりお母さんは信頼できる」となるわけだ。

これはなかなか難しい。でも、ここで親の都合ばかり優先させると、
いつまでも夕方のグズグズが続いてしまう。


兄弟げんかのおさめ方

おもちゃの取り合いのとき。大人の頭に、こっちがよくてあっちが悪い
という意識があると、絶対にうまく収まらないらしい。

「Aちゃん、あなたはあのおもちゃで遊びたかったんだね、その気持ちわかるよ」
「Bちゃん、楽しく遊んでいたから、貸してあげるのが嫌だったのね、わかるよ」
と、でんと構えて気持ちを受け入れてあげると、なぜかあとから
取ろうとした子供がすーっとあきらめていくという。

両方のいいぶんをよく聞き、公平に共感することが重要だ。


家庭だからできる「遊び食べ」

子どもは、食べることも、トイレへ行くことも、片付けることも全部遊び。
これをふまえて、遊びながら食べるというごく短い時期を、
受け入れて、やさしくしてあげることが、その後の人生を支えると示唆する。


子どもの最高の喜び

子どもは、親に見守ってもらいながらなにかをするというのがとてもうれしい。
親が見ていてくれて、そこで遊べる時間というのは、子どもにとって本当に
宝物の時間だそうだ。

そこでは、ただ遊ぶのではなく、親を独占できる。
なぜか知らないが、親が黙って見守っていてくれるところで遊ぶのは、
もう最高の喜びなんだそうだ。

こういう、子どもが心から喜ぶことをやってあげるのが、
子育てのコツと知っておくといいらしい。


甘えが足りるとスパッと自立する

お母さんに十分に甘えることができた子どもは、
ときが来るとスパッと親離れをして、次の自立の段階へ入っていける。

また、十分に甘えさせた親の方も、未練を残さず子離れができる。
甘えはスキンシップと置き換えることができる。


かわいがって育てると、親も本人もあとがラク

小さい時にしっかりかわいがって育てておくと、親も子どもも
あとがラク。ところが、なぜかその小さい時にお母さんたちは
手を抜いてしまうことが多い。

そして、少し大きくなった時に子どもに困ったことが起きてきて、
大変な思いをするようだ。


愛を伝える1つの方法

不安で寂しくて落ち着きのない子どもに効果的なのは、
子どもが「おしっこ」といったときに、いっしょについて行くだけてなく、
終わるまで待っていてやること。

トイレの外で待っていてくれたら、子どもは抱っこの
何倍もうれしい。


なによりも情緒の安定が重要

落ち着きがないというのは、情緒的に不安定だから。
子どもの情緒不安定は、多くがお母さんに十分
甘えていないことから来ている。

著者いわく「子どもを朝1分間ぎゅーっと抱きしめてあげると、
子どもが落ち着くんです。1分間て長いんですよ」


子どもはおしっこで訴える

子どもにとっておしっこやうんちは、親を自分の方に
振り向かせる最高の手段。
おねしょも頻尿も、やろうと思ってできることではない。
明日からやめようねと約束しても、止まらない。
子どものさみしい心、つらいことを親に言えないやさしい心に、
お母さんの愛がすーと入ったとき、ぴたっと止まる。

おねしょのほか、朝のグズグズも甘え不足症候群だとか。

抱っこを十分してもらっている子は、抱っこをしてあげようかといっても逃げる。


著者は本書の中で、一貫して甘えさせることの重要さを訴えていた。

親や保育者に対する厳しいコメントもある。
それは、愛情をはき違えてはいけないということ。
だいたいその年齢の子どもならできることをできないまま放っておいて、
それを愛情とはいってほしくないともいっている。


★★★★ 4つ


posted by 蛙とカメ at 17:06| Comment(0) | 育児本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月08日

子どもが育つ魔法の言葉


「子どもが育つ魔法の言葉」ドロシー・ロー・ノルト、レイチャル・ハリス著、石井千春訳


かなり前の本ですが、子育てジャンルでは未だにベストセラーですよね。
今さらですが、読んでみました。
全体にかな〜り、高尚な内容で、そこまで善男善女でないわたしには、
耳にいたい言葉も多かったですが・・・参考になる考え方はたくさんありました^^;

たとえば叱り方。
×「また、おもちゃを出しっぱなしにして!」
○「おもちゃをしまっておいてね」
というように、肯定的ないいかたにする。

つねに子どもに問いかけて、家での約束事を決めるときや、子どもが不満をもらして
きたとき、過ちを犯してしまったときの対処法を、どうしたらいいか、
子どもに考えさせる、というのもなるほどと思いました。

たとえば友だちに仲間はずれにされて、子どもが落ち込んでいたら。著者は、
「同情は相手を距離をおく感情」
「共感は、相手に近づこうとする感情」とし、
「同情するのではなく、一緒に考える」べきと、いいます。

仲間はずれにされて、かわいそうではなく、前向きになれるためには、
どうしたらいいかをいっしょに考えてほしいということです。

このほか印象に残ったのは
「子どもは許すことの天才」
「子どもは親に誉められた面を伸ばしていく」
「お小遣いの大切さ。家庭生活の基本的な仕事に対する見返りとしてあたえるべき」
などなどのことば。

我が家のように3才の幼い子どもを抱える親から、
10代の思春期まっただ中の子がいる親御さんまで、
幅広く参考になる本だと思いました。

★★★★4つ


posted by 蛙とカメ at 23:38| Comment(0) | 育児本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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