出版業界の序列
デザイナー>カメラマン>編集者>ライター>データマン
という図式を覚えておいても決して損はない。
撮影当日雨が降っても、渋滞で車が動かなくても、ぜんぶ編集者やライターが悪いのである。
ライターにとって重要なのは、企画の立て方とか文章の書き方といった技術的な側面よりも、
もっと大事なことがある。それは、
「いつも明るく爽やかに、誠実に、相手と接する」
ということ。
「映像日記」をつけよう!
自由な題材を、自由な字数で、思い通りに手書きで書く、という訓練も
しておかなければいけない。
毎日とは言わないけど、週末にひとつやふたつ、何でもいいから書き出してみよう。
量は多くなくていい。それよりも、ひとつひとつのディテールにこだわって、
ああでもない、こうでもないとしつこく説明することを試みる。
この訓練をしておくと、いつの間にかふだん目にするものを映像として記憶するクセがついてくる。
ちゃんと見ておかないとかけないから、皿の形や店の看板、グラスの色、隣の席に座った客、
ホームで見た変なおやじなんてものを、知らず知らず、観察するクセがつくのだ。
続けていれば、必ず表現が多彩になってくることを保証する。
うまい文章なんて、その次だ。
「迷い始めたら、即、プリントアウト」
原稿料の相場。
女性誌の場合、ページあたり1・5万円から3万円くらい
男性誌の場合、2万円から4万円。
総じて男性誌の方が高い。
(情報誌だと1万円からせいぜい2万円)
編プロのマージンは平均30%と高い。
しかも、1回紹介してもらっただけで、以後その編集部の仕事をする際には
ずっと30%のマージンを取られてしまう。
いわゆる昔ながらの大手出版社のにおいがプンプンでした。(筆者は集英社出身)
「今、パートで働いた場合の時給は500円か750円、よくてもせいぜい1000円が限度。
丸1日働いてせいぜい1万円。ならばライターのほうが気楽に稼げる」〜云々のくだりは、
時給500円っていつの時代だ!最低賃金どんだけ下回ってんだ!
とツッコミを入れたくなりました。
初心にはもどれましたが、やっぱり世間とかけ離れすぎているので、
★★★3つ