2013年07月17日

怒らないことA アルボムッレ・スマナサーラ著

怒らないことA アルボムッレ・スマナサーラ著



本当の「無視」は難しい

まるで相手がその場にいないように行動することが、本当の無視

無視によって自分が損をしてはいけない

「あなたは私に損を与える。だから私はそれを無視する。

それによって私は幸福になる」というのを見せつけることです


あなたがニコニコして堂々と楽しく生きていると、向こうが

「やはり自分が間違っているかもしれない」と考え直すようになる


突然、人に殴られたらどうする?

たとえぶたれても、サーリプッタ尊者には、

ある瞬間、物質が物質に触れただけのこと

重要なことは、いちばん古い経典の最初に、

「怒りを死ぬくらいの猛毒としてみてください」と書かれてあること

怒らない人だけが勝利者になれる

怒る原因がない時はだれでも立派

怒る条件がそろっていないときに怒らないのは、べつにほめられるほどの

ことではない

怒る条件がそろっていてもおこらないこと、みんなにけなされているときでも

ニコニコできることが本当に「怒りがない」ということ

何があってもびくともしない心を持つ

地球に腹を立てて、鍬を持って「この地球め、鍬でいじって台無しにしてやる

破壊して、なくしてやる」といっても、地球をいじめることも破壊することもできない

「私は地球のような心をつくります。人から鍬でちょっと穴を掘られたからと言って

なにもうごきません」と言い聞かせてみましょう


小さな松明を持ってガンジス川にいって「ガンジス川の水を暖めて

ぜんぶなくしてやろう」と思っても、ただ松明が消えるだけ

1回でも恐ろしいのだから、怒りの回数を重ねてはいけない

もしも怒ったら「自分は生命の次元でどんぞこに落ちた、ここにいてはいけない」と

一刻も早く気付いて人間の次元に戻ってくるようにすべき

怒りを収める方法は、すぐに自分の心を観ること

「自分を観る」ただそれだけ

怒ったら「自分は負け犬」と言い聞かせる

たとえば母親が負け犬の正確で子供の面倒を見る自信がないことがある

そんな親子は子供が泣くとすぐに母親が感情的になって怒る

反対に自信のある母親は、子どもがいくら夜泣きやいたずらしても怒らず、

うまくコントロールする

まずは、「なにをされても怒らない」ことを自分に課してみましょう

「生きがい」などにこだわらない

何があろうとも拒絶せず、状況を受け入れて楽しむことです

仕事があるなら仕事を楽しむ。終わってからは老後を楽しむ。孫がきたら

孫と遊んで楽しむ。そういうことです。

孫と遊んだら疲れる。だから帰ったら、「やっと自分の時間に戻れる

ゆっくり休もう」と思えば別の楽しさが生まれてくる

孫がいないことを「ああさみしい」ではなく、「今日はゆっくりできる」

と切り替えること

状況がどう変わっても拒絶や否定しない心を育てれば、

そこに怒りが生まれる余地はない

ずっと幸福を味わうことができる

人生を破壊するほどの問題なんてない

たとえば会社でいじめられるという場合は、

自分の明るさだけは消さないように守ると、問題はすぐに解消する

小さな「成功」をつなげて人生をつくる

計画の長さは10分くらいで十分

10年後で成功すると計画を立てると苦しい

この10分で自分がやるべきことをやり遂げる、精一杯するというくらいが

ちょうどよい

そうすれば成功するたびに喜びや幸福感を覚えられる

「怒り」は「負けた」と同じこと

怒るべきことがいっぱい出ているのに怒らない場合

その人は確実に勝っている


自分が落ち着いて怒らないことをいいことに攻撃したり

やりたい放題の人がいたら「鏡を見せる」か、相手のやった分だけ

きっちりやり返すかだけ。

鏡を見せるとは

「とても怒っているんですね、苦しいでしょうね。簡単に怒る性格のようです

大丈夫ですか?心配ですよ?」と、相手に反論せず、

相手の心境を善悪判断しないで心配する気持ちで説明する

笑えば怒りは消える

まずはとにかくよく笑ってください

注意することは、「笑って幸福になってください」ということで

「幸福だから笑う」ということではない
ということ

私が勧めるのは「家の中にいても、外にいても、仕事がうまくいっていても

うまくいっていなくても笑える」という自分の心ひとつでできる笑い方

不思議なことに 強引にわらってみると そのうち何かおかしいことを

自分でどんどん見つけられるようになる

いわゆる智慧がさえてくる状態

笑いは強者の証明で 怒りは敗者の烙印

怒らずにいられない人との付き合いから

「自分も相手も同じ被害者」と思うのも一つの方法

「この人は自信がなく不安だから、人をいじめよう、けなそうとしているのだ

この人は自分の怒りを表しているだけで、かわいそうな被害者だ」と

その心を観てあげることだ

「怒らないことは奇跡をもたらす」

怒っている人や罵った人に対して怒らないことに1回でも挑戦したら、

相手が味方にかわり、だれも損することなく勝てることに驚くはず

理不尽に怒る相手に「心の自由だから 人の怒りは管理できないから」と

穏やかにいたらどうなるでしょうか

じつは「怒らないこと」は本物の奇跡を起こすのです



自分にとっては到底実践できないはなしから、
わかっているけどやめられない・・・というはなしまで、
こころにしみました

★★★★  4つ


posted by 蛙とカメ at 00:36| Comment(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月16日

怒らないこと@ アルボムッレ・スマナサーラ著

怒らないこと アルボムッレ・スマナサーラ著



「怒り」がうまれると「喜び」を失う

怒りはわかりやすい。怒っているかどうかわからない場合は

「わたしは今楽しい?」「喜びを感じている?」と自問自答すればいい

「つまらない」「退屈」「嫌だ」などの感情があるときは

心に怒りがある

「ああ楽しい」「わくわくしている」というときは

怒りはない

「私は怒りました」などというのは、

「私はバカです」と触れ回るようなもの

仏教は、怒りを上手にごまかす方法になど関心はありません

人生はあまりに短いのです

生きている間に、なんとかして少しでも

まともな人間になりたいのです

感情には「どんどん強くなる」という性質があります

怒るのは誰のせいでもない 「私のせい」である

「私は正しい」と思うから怒る

「相手が正しい」と思ったら、怒ることはありません

「私こそ唯一正しい」が人間の本音

子供や生徒や部下は何か間違っているかもしれない

それで怒ってしかるが、「あなたは間違っているから」と自分の

怒りを正当化する

相手が間違っているなら「こういうことで間違っている。二度と間違わないようにしよう」

とニコニコいえば、本当はそれで済むはず

「私は間違いだらけ」だとわかると怒らない

嫌なことを反芻してさらに不幸になる

赤ん坊は、過去の嫌なことをぐちゃぐちゃ反芻しません

誰の頭も、赤ちゃんのように柔らかでいてほしいのです

大人は違います

嫌なことをしつこく覚えていて、思い出したりして

そういうろくでもない概念をまた延々と回転させるのです

だいたい暗い人はこういうことをしている

いつでも頭の中で「人に負けた」とか「悔しい」とか考えている

このようにして怒りが生まれる

怒りはどんどん膨張して、他人を破壊する前にまず自分を破壊して

不幸を味わう

人間の心には、都合の悪いことだけ覚えておいて、

役に立つことはけろっと忘れるという法則がある

役に立つことやよいことは覚えていてよいが、それはさっさと忘れて、

反対に相手がちょっと言い過ぎたことや、

気づかないでいって気に障ったことを徹底的に覚えている

菩薩はまず、「私が悪い連中を倒したらどうか。世の中に悪いことを起こす

連中は迷惑だから、みんなのために殺してしまったらどうか」と考える

でもすぐに考え直す

「私はどれぐらい人を殺せばいいのだろうか。どれぐらい殺せば、

この世から悪い連中はいなくなるのだろうか。もしかしたら

すべての生命を殺さなくてはいけないのではなかろうか。

もしそうなら、そんなことをするより、『悪い連中を殺したい』という私の

心のほうを直したほうが早いのではないだろうか」

「悪いことをしたのだから罰を与えても当然」という思考は、本当におかしい

どこまで赦すのかというと、「どこまでも」

赦しにはリミットがない

怒りは自分を焼き尽くす「火」

愛情は、創造したり、育てたり、つくったりする肯定的なエネルギー

怒りは拒否したり、捨てたり壊したりする否定的なエネルギー

怒りは体の中から生まれる

怒りが生まれると同時に、自分を壊し始めている

自分の体に火をつけたら、触れるものすべてを破壊することができる

でもその前に、まず自分が燃えてしまう

怒りの感情をよく起こす文句だらけの人は、病気がちで、

他人よりも先に老けてしまう

怒りを甘く見てはいけない

怒りが生まれた瞬間に、からだには、猛毒が入ってしまう

たとえわずかでも、怒るのはからだによくないとしっかり覚えておいてください

怒りはまず自分を燃やします

本当に自分のからだが病気になってしまうのです

怒りはすぐに伝染する

子供がほしいものを買ってもらえず、母親とけんかして泣いているなら、

なにかひとこと、面白いことでもいってみてください


子供はなんのことなく泣きやんで、すぐに笑い出すでしょう

そして自分が泣いていたことなど忘れてしまうのです

子供だけでなく誰にでもあることです

家に帰って奥さんとけんかになったらすぐどこか、映画館でも飲み屋でも本屋でも

楽しいところにいっしょにでかけてください

外に出た途端、怒りがさーっと消えてしまうはずです

我々の感情はいつでも、環境によって大きな影響を受けているということなのです

法句経にこういう文がある

我々が死ぬべき存在である、という事実をほかの人(賢者でない人)は知らない

賢い人々は、これをよく知るので、争いはやむ


なぜ世の中に争いがあるか。争う人々は

「争うと、いずれ自分自身が破壊されて死んでしまう」という事実がわかっていない

自分のどこかが壊れたことも気づかずに、相手を倒したと大きな誤解をしている

「怒りは、まず自分自身を壊してしまう」ことがきちんと理解できれば

人間は何があろうとも怒らなくなる

怒ることは、自分で毒を飲むのと同じことだと思ってください

世の中で起こる人ほど頭の悪い人はいません

怒っているときは、知恵もわいてこないし、明るさもない

適切な判断もできない。もう動物以下です

子供が何か悪いことをしても、なぜそうなったかきちんと把握していて、

どういえば改まるかという道筋が頭の中にできているときは

あまり怒らないものです

がっかりもしないし、怒りもしない、落ち着いていられる

ということは「知恵が働いているときは怒らない」ということ


心には、みなさんが知っているように何かを繰り返すとそれを信じてしまう法則がある

心は同じことを繰り返していいか聞かせると、意外とあっさりその通りに

なってしまうものだ

怒りも同じ。回数が増えるほど、その人は怒りそのものになっている



posted by 蛙とカメ at 23:40| Comment(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月15日

ちょっとだけ 瀧村有子さく 鈴木永子え

ちょっとだけ 瀧村有子さく 鈴木永子え


おかあさんに赤ちゃんが産まれたなっちゃんが、

いそがしそうなおかあさんをみて、パジャマの着替えや

牛乳をグラスにいれること、髪を結ぶことなどをがんばりながら

ちょっとだけ成功する

どうしても昼寝で眠くなったなっちゃんが、

「ちょっとだけだっこして」というと、おかあさんは

「いっぱいだっこしてもいいですか?」

なっちゃんがいっぱいだっこしてもらっているあいだ、

赤ちゃんにちょっとだけ、がまんしてもらいました



というお話
絵本で久しぶりに泣いてしまった

★★★★★ 5つ


posted by 蛙とカメ at 00:00| Comment(0) | 絵本・児童書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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